マンタク・チャ(謝明徳) 鉄布衫功

マンタク・チャ(謝明徳)師は、パン・ユ師に師事し、鉄布衫功を学んだ。鉄布衫功(てっぷざんこう)とは、まだ武器や武具の発達していなかった古代中国で、兵士たちの身体強化法として生まれ、現在では、「站とう功」の1つとして、また、少林武術では、「少林硬気功」の1つとして、現代にも継承されている正統な気功法である。鉄布衫(てっぷざん)とは、鉄のシャツをまとっているかのように、体が強くなることを意味している。

ヒーリングタオでは、現代医学の解剖学的知見を踏まえ、筋肉とその結合組織、筋膜、腱、内臓、骨を気で強化する訓練法として、この鉄布衫功を体系化した。特にヒーラー(治療家)が患者から邪気をもらわないようにするために、ヒーラー自身の身体強化という最大の目標を達成するのに成功している。この本「鉄布衫功」では、基本となる8つのエクササイズに始まり、「馬歩站とう」「抱樹とう」などの基本的な姿位や身体強化法の他に、気功によるエネルギー循環法など、さまざまな技法も紹介している。 邪気をもらわない強い体を作るための1冊!!

鉄布衫功