日本で仙道の本と言えば、まずこの高藤聡一郎の本が一番に挙げられるだろう。高藤氏は、台湾で仙道を学び、1980年代から90年代後半まで日本に仙道を広めた先駆者であり、仙道の第一人者である。この本は、小さいながらも、仙道の一通りの全修練過程が、気の感覚化、小周天、全身周天、大周天、そして、出神まで項目別に余すところなく描かれている。仙道の基本書の中の基本書だろう。仙道三部作と言えば、小野田大蔵氏の「現代仙道百科」と、島田明徳氏の「「気」の意味」に続き、この本の存在を忘れることは決してできないほど重要な本である。
秘法超能力仙道入門―天地に充満する気を練成し超人になる
また、2冊目の続編では、樹木、電気、動物、人間などの様々な気を採気したり、邪気をそらしたりするテクニックについても述べられている。
秘術超能力気功法奥義―驚異の超常パワーを発揮する仙道気功法の応用と極意